実家の片付けでよく出てくる「いつか使うもの」|家財処分の現場で気づいたこと

たたまれたレジ袋

家財処分の現場で、よく出会うもの

押し入れの奥や、棚の上の箱の中で、よく見かけるモノがあります。
家財処分のご依頼で、長年暮らしてこられたご自宅に伺うと、どのお宅でも出会うモノです。

それは、新品の乾電池や、ジャムなどが入っていた空き瓶
きれいに折りたたまれたレジ袋、そして袋に入ったままの粗品のタオル
きっと“いつか使う”と思って、大切にしまわれていたんだろうなと感じます。

ため込もうと思っていたわけではなくて、
「使えるものを簡単に捨てるのはもったいない」
そんな気持ちの積み重ねなのかな、と感じることもあります。

今80代前後の方は、物が貴重だった時代を生きてこられた世代。
「使えるものは取っておく」という感覚は、とても自然なことなのかもしれません。

でも現場で目にする量は、私が想像する“取っておく”の量を、
はるかに超えていることが多いです。

段ボールいっぱいの空き瓶。
何十本もある未使用の電池。
使われないまま束になっているタオル。

きっと“いつか”のために。
けれど、その“いつか”は、意外と来ないんだなと感じています。

こうした光景は、実家の片付けを考え始めたときにも、きっと出会うものだと思います。

空き瓶

なぜ、モノは少しずつ増えていくのか

実は、私も人のことは言えません。

可愛い形のジャム瓶を見ると、
中身よりも瓶が欲しくて買ってしまったりします。

「何かに使えそう」
そう思って洗って取っておくんですけが、
サイズが微妙だったり、衛生面が気になったりして、
結局使わないまま。

いくつかは処分しても、全部は捨てられない。
そんなことを繰り返しています。

だから余計に思うんです。
これは高齢の方だけの話ではなくて、
誰にでも起こることなのかもしれないなと。

そしてもうひとつ感じるのは、
「しまえる場所がある」ということ。

家が広かったり、収納が多かったり、押し入れ文化があったり。
しまう場所があると、たくさん入れることができます。

しまい込んでしまうと、目に入らなくなります。

目に入らないと、存在を忘れてしまう。
存在を忘れると、「持っている」という感覚も薄れていく。

もったいないという気持ち。
無料でもらったものだから、捨てるのが少し惜しい気持ち。
何かに使えそう、という期待。

そうした小さな理由が重なって、
モノは少しずつ増えていくのかもしれません。

乾電池

使わなくても、時間は進んでいく

例えば、未使用の電池。

使っていなくても、年月が経つと液漏れすることがあります。
新品の状態でも、いざ使おうとしたら使えない、ということがおこります。

ちなみに、大牟田市では電池(有害ゴミ)は燃えないゴミの日に出せます。
指定袋でなく、透明や半透明の袋、レジ袋で出して大丈夫です。
(私は「どっちだったかな?」と迷って、夫によく聞いてます。)

※電池は燃えないゴミの中の『有害ゴミ』になります
▶大牟田市・燃えないゴミの出し方


折りたたまれた袋たち

キレイに折りたたまれたレジ袋もよく見かけます。
私も「たたむ派」なのでたたみます。

最近はエコバッグを持つ方も多いと思います。
私は普段はエコバッグ、マイショッピングかごを使って買い物をします。
たまに、うっかり忘れて購入したレジ袋をたたんで保管しています。

このうっかりしててその場で買ったレジ袋って、
微妙にサイズが小さくて、
我が家の各部屋に置いてるゴミ箱の内袋に使うにはハマらない…。

ですが、
わが家では猫がいるので、排泄物の処理に毎日使っています。
1日1〜2枚は使うので、そんなにたまりません。

でもペットがいないご家庭は何に使える?と疑問に思い、
他にどんな再利用アイデアがあるのか検索してみました。

・生ゴミ処理用
・車のゴミ袋として常備
・旅行時の仕分け袋
・防災バッグに入れておく

こうやって見てみると、結構使い道ありますね。
「サイズが微妙で使いづらい」と思っていた袋も、
用途を変えると意外と活躍することがありそうですね。

✏️レジ袋は「プラスチック製容器包装」です

▶大牟田市・プラスチック製容器包装の出し方

空き瓶を花瓶に使う

空き瓶は活かせる?それとも手放す?

空き瓶も、工夫次第で活かせるようです。

・パスタや豆、茶葉などの乾物保存(※密閉できる場合のみ)
・ピンや輪ゴム、文房具の収納
・ハーブを挿す小さな花瓶
・コイン貯金

食品を保存するのはちょっと不安なので、
わが家では、重曹を入れて消臭用に使ったり、
折ったカッターの刃を一時的に入れる容器にしています。

衛生面や密閉性を考えると、保存容器としては市販品の方が安心だと思います。

100円ショップでも蓋つきの瓶は手に入るので、
「家にあるのに、また買って増えてしまった」
となるので悩みどころですね。

💡ちなみに、空き瓶の処分方法は地域によって少し違います。
大牟田市では、

・中身が入った状態で販売されていた瓶(ジャム・インスタントコーヒーなど) → リサイクル
・空き瓶として販売されていた容器 → 燃えないゴミ(指定袋)

という分け方になっています。

同じ「瓶」でも扱いが違うので、
迷ったときは一度お住まいの地域のルールを確認してみると安心です。

▶大牟田市・資源物(リサイクル)の出し方


粗品タオルのゆくえ

粗品のタオルも、よく出てきます。それも束で。

わが家はタオルの種類を統一しているので、
いただいたタオルは使わないことが多いです。

なので量が増えてきたら友人が整備関係の仕事をしているので、
拭き取り用に使ってもらっています。

ほかにも、

・半分に切って雑巾にする
・窓掃除専用にする
・車の拭き上げ用
・キッチンの油拭き取り用
・ペットの足拭き用

など、意外と活躍の場はありそうです。

ポケットティッシュ

軽いものほど、増えていく

ポケットティッシュも、よく出てきます。

駅前やお店でもらったものを、
「もったいないから」と引き出しにしまっておいたのかもしれません。

軽いし、かさばらないし、取っておいても邪魔にならない。
でも、それが何十個と積み重なっていることもあります。

あるお宅では、きれいに袋に入れて保管されていました。
けれどよく見てみると、ティッシュにうっすら黄色いシミのようなものが。

カビというほどではないのですが、
長い時間を経た紙の変色のようでした。

大切に取っておいたはずなのに、
気づかないうちに、使えない状態になってしまうこともある。

無料でもらったものなのに、なぜか捨てにくい。
それもまた、“もったいない”の形なのかもしれません。

今はコンビニやドラッグストアで、必要なときにすぐ手に入ります。
もし家にたくさん眠っているなら、車や防災バッグに入れて、
少しずつ使い切るのもひとつの方法です。

軽いものほど、気づかないうちに増えていくのかもしれません。

「これ、使う?」と聞いてみるという選択

長年しまっておいたものが、
最後はまとめて処分されていく光景を何度も見てきました。

それが悪いとは思いません。
ただ、「使われないまま終わってしまうもの」があるのも事実です。

こうした光景は、実家の片付けを考え始めたときにも、
きっと出会うものだと思います。

私の実家にも、眠っているものがありそうなので、

今度帰ったときに、
「これ、こんなに使う?」と聞いてみようかなと思っています。

使わないなら、分けてもらって、
誰かが使えばそれは、“処分”ではなく“活かす”になる。

大きな片付けを始めなくても、
引き出しひとつ分だけでも。

それだけでも、未来が少し、軽くなる気がします。

🔎量が多い場合は、自分で処分するか業者に頼むか迷うこともあります。
その判断についてはこちらの記事でまとめています。
大牟田市、荒尾市で家財処分をご検討中の方へ|高齢者世帯の片付けをお手伝いします
▶実家の片付けを自分でやるという選択。家財処分のメリットと現実
▶実家の家財処分を自分でやるか迷ったら|業者に依頼するタイミングの目安

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